共生・環境ソリューションズ
Integrative Symbiological Solutions

環境問題解決への貢献のため、共生相互作用を利用した技術を開発します。

環境汚染・気候変動等の環境問題に対応するため、土壌や水圏における共生関係を解明し、共生微生物機能を活用することで、化学肥料・化学農薬に大きく依存しない、持続可能で環境負荷の少ない農業環境技術、また、環境変動を迅速に認知し予測するための共生動態モニター技術を開発する。さらには、未知の有用物質生産能力を保持している共生微生物を同定し、ゲノムマイニング、オミックス、生化学、構造生物学、計算化学的アプローチによる生合成機構の解明と有用化合物創製を目指す。

共生・環境ソリューションズ

SDGs、パリ協定の採択を受け、持続可能な経済成長と気候変動や食料安定供給等社会的な課題解決の推進が求められています。農業において窒素やリンは肥料として重要ですが、大気や土壌に放出されると温暖化の原因となります。本課題では、共生微生物を利用した窒素固定技術やリン利用技術、共生微生物を活用した水圏の予測と浄化、共生微生物による有用化合物創製を実施する。これらを通じて共生現象の理解を進め、地球環境や食料問題の解決、バイオ産業の振興に貢献します。

白須 賢

プロジェクトリーダー

白須 賢 Ken Shirasu

Ph.D.

副プロジェクトリーダー

  • 林 誠の写真

    林 誠
    Makoto Hayashi

  • 菊地 淳の写真

    菊地 淳
    Jun Kikuchi