適応制御研究ユニット
Dormancy and Adaptation Research Unit

研究分野:
生物学
研究関連分野:
農学
キーワード:
植物ホルモン/種子発芽/種子休眠/ストレス応答/輸送体
参画プロジェクト:
革新的植物バイオ
B

種子機能と環境適応力を高める遺伝子・化合物を探索します

ユニットリーダー

瀬尾 光範 Mitsunori Seo 博士(理学)

瀬尾 光範

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2002
東京都立大学大学院理学研究科 博士課程修了
2002
理化学研究所 植物科学研究センター 基礎科学特別研究員
2005
同 研究員
2005
フランス 国立農業研究所 学術振興会海外特別研究員
2007
同 ポスドク研究員
2008
理化学研究所 植物科学研究センター 適応制御研究ユニット ユニットリーダー
2013
同 環境資源科学研究センター 適応制御研究ユニット ユニットリーダー(現職)

お問合せ

理化学研究所 環境資源科学研究センター
適応制御研究ユニット

mitsunori.seo

横浜キャンパスアクセス
〒230-0045 神奈川県横浜市鶴見区末広町1丁目7番22号
中央研究棟6階C614号室

関連リンク

研究概要

適応制御研究ユニット
当ユニットでは種子休眠、発芽、ストレス応答に代表される植物の適応反応の制御機構を明らかにする研究を行っています。これらの生理作用に重要な役割を果たすことが知られているアブシシン酸、ジベレリン、ジャスモン酸、オーキシンなどの植物ホルモンに着目し、その生合成および輸送機構の解明に取り組んでいます。さらに遺伝的、化学的な制御により、輸送体や生合成制御因子の機能を有効に利用することで、植物の生産性や環境適応力を高める技術開発に取り組みます。

研究テーマ

  1. 植物ホルモン輸送体の同定と機能解析
  2. 植物の成長制御およびストレス応答に関与する代謝物質の同定
  3. 種子の休眠、発芽、寿命に関与する因子の同定
  4. 一細胞からの植物代謝物質量分析法の確立
新奇アブシシン酸輸送体のAIT1の同定
(a)野生型およびait1変異体の花茎の表面温度
(b)野生型およびait1変異体の花茎の気孔開度
AIT1のプロモーター活性
(a)芽生え(b)花茎