ホロビオント・レジリエンス研究チーム
Holobiont and Resilience Research Team

研究分野:
複合領域
研究関連分野:
情報学 / 環境学 / 総合生物 / 生物学 / 農学
キーワード:
植物-微生物共生 / フィールドマルチオミクス / デジタルツイン / 共生微生物 / 21世紀の緑の革命
参画プロジェクト:
共生・環境ソリューションズ
S

土壌-植物-微生物の複雑系を解明し、自然と調和する持続可能な未来を創ります

チームリーダー

市橋 泰範 Yasunori Ichihashi 博士(理学)

市橋 泰範

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2010
東京大学大学院理学系研究科生物科学専攻 博士課程修了
2010
米国 カリフォルニア大学デービス校 プラントバイオロジー ポスドク研究員
2013
日本学術振興会 特別研究員 PD
2014
理化学研究所 環境資源科学研究センター 基礎科学特別研究員
2015
科学技術振興機構 さきがけ研究員
2018
理化学研究所 バイオリソース研究センター植物-微生物共生研究開発チーム チームリーダー
2024
理化学研究所 環境資源科学研究センター ホロビオント・レジリエンス研究チーム チームリーダー(現職)

お問合せ

理化学研究所 環境資源科学研究センター
ホロビオント・レジリエンス研究チーム

yasunori.ichihashi

つくばキャンパスアクセス
〒305-0074 茨城県つくば市高野台3丁目1番1号
バイオリソース棟

関連リンク

研究概要

生物は長い時間をかけて進化し、生息環境に適応してきました。その過程で人類は農業を発明し、自然界の生命の仕組みを利用して食料を生産してきました。しかし、近年では生態系への過度な介入が多くの環境問題を引き起こしています。人類が自然を支配するのではなく、人類と自然が調和するために、土壌-植物-微生物の複雑系をシステムレベルで解明し、エンジニアリングする研究を進めます。農業現場や自然環境のリアルワールドデータを活用し、ハイパフォーマンス・コンピューティングを駆使したコンバージェンス・サイエンスにより、環境問題の革新的な解決策に貢献します。

研究テーマ

  1. 土壌-植物-微生物複雑系を解き明かすマルチオミクス解析
  2. リアルワールドデータを活用した農業デジタルツインの高精度シミュレーション開発
  3. 地球の歴史を物語る暗号を解く土壌マイクロバイオーム研究
  4. マイクロドロップレット技術で有用微生物を効率的に探索
  5. 植物共生微生物や極限環境微生物のリソース開発とその応用
農業現場での土壌-植物-微生物相互作用
ダイズ圃場での土壌-植物-微生物の相互作用を解明し、持続可能な農業の発展に寄与する研究を進めています
マイクロドロップレット内での微生物培養
マイクロドロップレット技術を用いて微生物を培養し、有用な微生物を効率的に探索する新たな手法を開発しています