植物化学遺伝学研究チーム
Plant Chemical Genetics Research Team

研究分野:
生物学
研究関連分野:
農学/植物分子・生理科学/応用分子細胞生物学/遺伝育種科学
キーワード:
植物ホルモン/植物ケミカルバイオロジー/環境ストレス適応/植物生長制御/植物分子育種
参画プロジェクト:
革新的植物バイオ
B

植物ホルモンの機能を明らかにして、作物の持続的生産性と環境ストレス適応性の向上に貢献します

チームリーダー

岡本 昌憲 Masanori Okamoto 博士(理学)

岡本 昌憲

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2006
東京都立大学大学院理学研究科 博士課程修了
2006
日本学術振興会 特別研究員 (首都大学東京)
2007
理化学研究所 基礎科学特別研究員
2010
日本学術振興会 特別研究員 (岡山大学)
2011
日本学術振興会 海外特別研究員 (UC Riverside)
2013
鳥取大学 乾燥地研究センター 助教
2015
科学技術振興機構 さきがけ研究員 (兼任)
2017
日本学術振興会 卓越研究員 (兼任)
2017
宇都宮大学 バイオサイエンス教育研究センター 助教
2019
宇都宮大学 バイオサイエンス教育研究センター 准教授(現職)
2022
理化学研究所 環境資源科学研究センター植物化学遺伝学研究チーム チームリーダー(現職)

お問合せ

理化学研究所 環境資源科学研究センター
植物化学遺伝学研究チーム

okamo

横浜キャンパスアクセス
〒230-0045 神奈川県横浜市鶴見区末広町1丁目7番22号

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研究概要

作物の緑の革命は、植物ホルモンのジベレリン作用が変化した遺伝子変異を有効利用したものでした。植物の生長や環境ストレス適応には、植物ホルモンに代表されるように生体内に微量に含まれ多様な生理作用を示す活性分子が関与します。地球環境に低負荷な農業や気候変動に柔軟に適応して生長できる作物の開発を目指すには、さらなる植物ホルモンの機能解明と利用が必要です。また、植物の生産性や環境ストレス適応に鍵となる遺伝子の同定を進め、得られた知見を実用作物へ展開し、食糧の生産性向上を目指します。

研究テーマ

  1. 植物ホルモンの代謝制御とシグナル伝達の解明
  2. 新規植物ホルモンの探索
  3. 植物ホルモンの作用を利用した作物の改変
  4. 植物ホルモン作用を変化させる分子の開発
  5. 植物生産性を改良するための鍵遺伝子の同定
アブシシン酸の量とバイオマス生産性
湿潤区と乾燥区におけるコムギ生産性試験