植物免疫研究グループ
Plant Immunity Research Group

研究分野:
生物学
研究関連分野:
農学
キーワード:
植物免疫/植物微生物相互作用/ゲノミクス/植物ケミカルバイオロジー/シグナル伝達
参画プロジェクト:
革新的植物バイオ/共生・環境ソリューションズ
B
S

植物の免疫システムを理解し、持続的な耐病性作物の作出を目指します

グループディレクター

白須 賢 Ken Shirasu Ph.D.

白須 賢

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ResearcherID

1993
米国 カリフォルニア大学デービス校遺伝学科 博士学位取得
1993
米国 ソーク研究所/ノーブル研究所 ポストドクトラルフェロー
1996
英国 ジョンイネスセンター セインズベリー研究所 研究員
2000
同 グループリーダー
2006
理化学研究所 植物科学研究センター 植物免疫研究グループ グループディレクター
2008
東京大学大学院理学研究科生物科学専攻 客員教授
2013
理化学研究所 環境資源科学研究センター 植物免疫研究グループ グループディレクター(現職)
2020
同 環境資源科学研究センター 副センター長(現職)

お問合せ

理化学研究所 環境資源科学研究センター
植物免疫研究グループ

ken.shirasu

横浜キャンパスアクセス
〒230-0045 神奈川県横浜市鶴見区末広町1丁目7番22号
東研究棟6階E618号室

関連リンク

研究概要

植物免疫研究グループ
当グループでは主に生化学的手法、遺伝学的手法を用いて、耐病性および病原性に関与する遺伝子、タンパク質および低分子化学物質を解析し、免疫システムの分子機構、病原性機構を明らかにする研究を行っています。耐病性シグナル複合体の研究、免疫システムの制御に関与するタンパク質の修飾などに注目し、タンパク質レベルでのダイナミックな制御機構を解明します。またモデル植物等を用い耐病性変異体を獲得して、新規耐病性原因遺伝子の特定を進めます。また、耐病性に関与する低分子化学物質の同定を推進し、作物へ応用するための基盤技術を開発します。

研究テーマ

  1. 植物の免疫と成長を促進する根圏の有用微生物の単離
  2. 植物の免疫を制御する低分子化合物の単離とそのターゲットの解析
  3. 植物病原体の病原性に関与する新規遺伝子および代謝物の同定
  4. 植物免疫の分子機構の解明
イチゴ炭疽病
イチゴ炭疽病菌に感染された A.イチゴの葉、B.イチゴの実、C.イチゴの葉の顕微鏡写真
寄生植物ストライガの分子生物学的研究
植物を襲う植物がいる。その中でもアフリカの農業に深刻な被害を与えているのが、寄生植物ストライガである。大規模シークエンス解析によって、ストライガの遺伝子レベルでの研究が始まった。