EMBO Journalカバーコンテスト2014 オンラインギャラリー掲載

2014年2月13日

EMBO Journalカバーコンテスト2014において、豊岡公徳 上級研究員が撮影した写真が、800件以上の応募作品の中から上位に選出され、オンラインギャラリーに掲載されました。選出された作品は、今年のEMBO Journalの表紙の候補になります。
このコンテストは、ヨーロッパ分子生物学会(EMBO)の学会誌である「EMBO Journal」が毎年開催しているもので、自然や科学に関係する写真を対象とし、魅惑的で示唆に富む写真が掲載されます。
豊岡上級研究員らのグループで撮影した写真は、本コンテストに6年連続で上位に選出され、過去3回、EMBO Journalの表紙に採用されています。

 

選出作品

Fig1
ヤマウズラエンドウの鞘
(撮影者:豊岡公徳 上級研究員)

ヤマウズラエンドウ(Chamaecrista fasciculata 通称Partridge Pea)はアメリカ東部に分布する野生のマメ科植物です。マメ科植物は、根に根粒を形成し、根粒に共生している根粒菌が大気中の窒素を取り込んでアンモニアなどの窒素化合物を合成することで、自然界の窒素の循環に重要な役割を果たしています。

 

表紙に採用された過去の作品

EMBO Journal Volume 27, Issue 11 (04 June 2008)
EMBO Journal Volume 28, Issue 12 (17 June 2009)
EMBO Journal Volume 31, Issue 23 (28 November 2012)

 

機能開発研究グループ豊岡上級研究員らは、顕微鏡を用いた形態観察法の技術開発・基礎研究を行うとともに、顕微鏡技術全般に関する研究支援を行い、センター内外の研究者との共同研究を進めることで環境資源科学の発展に貢献します。技術向上のために、本コンテストのみならずニコンやオリンパス主催の国際コンテストにも参加し、数々の入賞実績を残しています。