センター長就任にあたって

2020年4月1日

斉藤センター長写真

 この度、篠崎一雄前センター長の退任に伴い、2020年4月1日付けで、環境資源科学研究センターのセンター長に就任いたしましたので、ご挨拶申し上げます。
 本研究センターは、2013年の設立以来、篠崎前センター長のリーダーシップの元で、植物科学、ケミカルバイオロジー、触媒化学の異分野融合によって持続的な社会の実現に向け、先導的な役割を果たしてきました。本研究センターの重要なミッションは、気候変動の解決や化石資源からの脱却など持続的な発展と地球規模の課題に貢献する「課題解決型」の研究開発を進める事です。
 そのために、2018年〜2025年の第4期中長期期目標・計画期間中は、国連で採択された「持続可能な開発目標(SDGs)」を重要な指標として、5つのフラッグシッププロジェクトを掲げて研究開発を推進しています。今後は、これらのプロジェクトを着実に推進し計画を進めると共に、フラッグシップ間を繋いで異分野間の垣根のない真の意味での「環境資源科学」分野を確立して行く事が大切であると思います。
 今後とも、どうぞご支援とご指導を賜りますようお願い申し上げます。

環境資源科学研究センター長
斉藤 和季