形成層幹細胞システム理研ECL研究ユニット
Cambial Stem Cell System RIKEN ECL Research Unit

研究分野:
生物学
研究関連分野:
農学
キーワード:
二次成長 / 形成層 / 幹細胞 / 環境応答 / 形態形成
参画プロジェクト:
B

植物の持続的成長を可能にする幹細胞システムの解明を目指します

理研ECLユニットリーダー

石 東博 Dongbo Shi 博士(生命科学)

石 東博

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2014
京都大学大学院生命科学研究科統合生命科学専攻 博士課程修了
2016
ドイツ ハイデルベルク大学 フンボルト財団ポストドクトラルフェロー
2020
ドイツ ハイデルベルク大学 日本学術振興会海外特別研究員
2020
ドイツ ハイデルベルク大学 さきがけ研究員(兼任)
2021
理化学研究所 環境資源科学研究センター さきがけ研究員(専任)
2022
ドイツ ポツダム大学 ジュニアグループリーダー
2024
理化学研究所 環境資源科学研究センター 形成層幹細胞システム理研ECL研究ユニット 理研ECL研究ユニットリーダー(現職)

お問合せ

理化学研究所 環境資源科学研究センター
形成層幹細胞システム理研ECL研究ユニット

tohaku.seki

横浜キャンパスアクセス
〒230-0045 神奈川県横浜市鶴見区末広町1丁目7番22号

関連リンク

研究概要

多くの植物はその生涯にわたって成長し続けることができます。幹細胞は植物の持続的な成長に重要な役割を果たしており、中でも形成層幹細胞は植物の二次成長の原動力となって、陸上植物の巨大化に貢献しました。形成層幹細胞はさまざまな細胞種へ分化しながら、自らを維持し、季節などの環境に応じて活性を変化させるなど、周りの細胞と協調して実に多様な機能を果たしますが、その仕組みの多くはまだ解明されていません。私たちはこの機構を明かすことで、成長における植物らしさを細胞レベルで理解し、動植物の生存戦略の違いを探っていきます。

研究テーマ

  1. 二次成長を司る分子メカニズム
  2. 形成層幹細胞の動態
  3. 形成層幹細胞の環境応答
一つの形成層幹細胞は木部・師部の双方に分化する。
層をなす形成層幹細胞